「もしも」のときの安全対策を印象づける、アニメーションならではの情報表現

京王電鉄様が取り組まれたのは、万が一のトラブル時にもお客様が冷静に行動できるよう、もしもの際の安全対策を普段から車内で伝えようという画期的なプロジェクト。

本企画は、株式会社オレンジCR様が企画構成や制作進行をご担当され、弊社はモーショングラフィック演出・制作を担当させていただきました。

非常事態とその対策という、実写では表現が難しく、過度にシリアスにもなりかねないシーンも、抽象と具象の間で描くインフォグラフィックにより、視聴者にとって親しみやすく、理解しやすい表現に設計。車内ディスプレイでも見やすい整理された配色とデフォルメに加え、アイソメトリックと3DCGの人物モデルを用いて、描かれている状況や取るべき行動が直感的にイメージできる演出を目指しています。

丁寧なヒアリングと情報構成力に優れたオレンジCR様のリードのもと、モーションデザインの面でサポートさせていただき、情報性・演出性の高いコンテンツへと結実いたしました。今後も様々なパートナーシップを通じて、伝わる情報表現の更なる研究を行っていきたいと願っております。